
サーフィンを始めたばかりの頃、サーフボード選びがいちばんよく分からないところでした。
ショップに並んだボードを眺めながら、
「ショート?ファン?ロング?」
「長さは?リッター数ってなに?」
「とりあえず見た目がカッコいいやつでいいの?」
頭の中は「???」だらけ。
値段も安くはないし、「ここでヘタに失敗したら、サーフィン自体イヤになりそう…」という怖さもありました。
今は湘南で週末サーファーをしながら、周りの初心者・社会人サーファーのボードも見てきて、ようやく分かってきたことがあります。
それは、
最初の1本は、「中古ボード + ショップ店員さん頼り」がいちばんうまくいくということ。
「かっこいい1本」を自力で選ぶより、「続けられる1本」をプロと一緒に選んだほうが、結果的に上達も早くて、サーフィンも長く楽しめます。
目次
最初の1本でやらかしやすい“あるある”パターン
サーフィン初心者がやりがちな失敗は、だいたい決まっています。
見た目だけでショートボードを買ってしまう
サーフィンの動画やInstagramで見るボードは、だいたい細くて短くて、めちゃくちゃカッコいいですよね。
「どうせなら自分もショートでしょ」と思って買ってしまうと、
- そもそもテイクオフまでたどり着けない
- パドルがしんどすぎて、30分で心が折れる
- 「自分には才能がないのかも」と勘違いする
ボードが合っていないだけなのに、自分のセンスや運動神経のせいにしてしまうのは、本当にもったいないと思います。
ネット通販で“安くて細そうな板”をポチる
もうひとつ多いのが、「ネットで安そうなショートボードを買う」パターン。
- 体重・レベルに合っていない
- 実物を見ていないので厚みや幅のイメージが違う
- ノーズやテールの形が自分のレベル向きじゃない
この状態で海に持っていくと、ほぼ確実に「全然立てない板」を抱えて苦しむことになります。
本気で上達したいなら、まずはレンタルで“自分のレベル”を知る
いきなりマイボードを買う前に、スクールやショップのレンタルボードで、最低5〜10回くらい海に入ってみるのがおすすめです。
レンタルで見えてくるもの
何度かレンタルしていると、
- どのくらいの長さだと安定してテイクオフできるか
- 自分が乗りやすいボードの形(ファンボード/ソフトボードなど)
- パドルのしんどさと浮力のバランス
が、体感でわかってきます。
「とりあえず1本買ってから考えよう」より、
“自分の感覚”が少し育ってから1本目を選んだほうが、失敗しにくいです。
初心者が選ぶべきサーフボードの条件(ざっくり)
サーフボード選びは本来かなり奥が深いんですが、社会人のサーフィン初心者目線で言うと、最初の1本にほしい条件はシンプルです。
条件1:しっかりした“浮力”があること
- 体重に対して浮力が足りない → テイクオフまでが地獄
- 十分な浮力がある → パドルもラク、テイクオフのチャンスが増える
初心者のうちは、「浮力は多め」が正義です。
数字でリッター数を言い切るのは避けますが、
自分が「ちょっと大きいかな」と感じるくらいがちょうどいいことが多いです。
条件2:長さは“とりあえず短くしない”
サーフィンを教えてくれる先輩やショップの人が、必ずと言っていいほど口にするのが、
「最初は長くて浮く板に乗ったほうがいいよ」
というひと言。
目安としては、湘南で週末に通う社会人初心者なら、
- いきなりショート(6フィート前半)ではなく、
- もう少し長めのファンボードやソフトボード寄りの板
のほうが、圧倒的に「立てる回数」が増えます。
回数が増える → 楽しくなる → 通いたくなる → 上達する。
この流れを作るのが、最初のボードの役目です。
条件3:壊れていない/劣化しすぎていない
中古ボードを選ぶときは、
- クラック(ヒビ)がひどくないか
- デッキがボコボコに凹みすぎていないか
- リペア跡が多すぎないか
などを、ショップの人と一緒にチェックします。
ここをプロに見てもらえるのが、「中古ボード×店員さん頼り」の一番のメリットです。
なぜ「中古ボード×店員さん頼り」が最強なのか
じゃあ、どうして新しい板じゃなくて「中古」なのか?
理由1:初心者のうちは“好み”がすぐ変わるから
最初の半年〜1年くらいは、
- 行けるポイント
- 波のサイズ
- 自分のスキル
がどんどん変わっていきます。
最初に買った1本が、1年後もベストな1本かというと…正直、そうとは限りません。
だからこそ、
最初は中古で「いい意味で気軽に扱える1本」を持つほうが精神的にラクです。
理由2:ショップの人が“リアルな現実”を教えてくれる
信頼できるショップに行くと、だいたいこう聞かれます。
- 「どれくらいのペースで海に来る予定?」
- 「どこのポイントが多い?」
- 「サーフィン歴はどのくらい?」
そこで、
「湘南メインで、社会人で、週末に月◯回くらいです」
と素直に答えると、ちゃんとその生活スタイルに合った板を提案してくれます。
自分ひとりでネットを見ながら考えるより、現場で何百人もの初心者を見てきた人の意見をもらった方が、確実に早いです。
理由3:買ったあとの相談もしやすい
中古ボードをショップで買っておくと、
- 「この板で大丈夫そう?」
- 「次買うとしたら、どんなステップアップがいい?」
といった相談もしやすくなります。
サーフィンは“道具のスポーツ”でもあるので、「困ったときに聞ける人」を作っておくのは、けっこう大事です。
ネット通販でいきなり買うのをおすすめしない理由
もちろん、ネット通販がすべてダメという話ではありません。
ただ、「最初の1本」をネットだけで完結させるのは、かなりギャンブル寄りです。
- サイズやボリューム感が、数字ではピンと来ない
- 触ったことのないブランド・モデルを選ぶことになる
- 届いてから「思ってたのと違う」となっても、調整してくれる人がいない
これだと、
- 「ボードと自分のミスマッチ」なのか
- 「単純にまだ慣れていないだけ」なのか
判別が難しくなります。
最初の1本は、できるだけ「人の目が入る場所」で選んだほうが、その後のサーフィン人生がラクになります。
2本目を考えるタイミングはいつ?
最初の1本で、
- パドルがそこそこ安定してきた
- 小さい波なら、ある程度テイクオフできるようになった
- 「もっとこういう波にも乗ってみたい」という欲が出てきた
このあたりを感じ始めたら、そろそろ2本目のことを考えてもいいタイミングかもしれません。
そのときこそ、ショップでこう相談してみるといいです。
「今の板にだいぶ慣れてきたので、次はどんな板に乗るとステップアップしやすいですか?」
このとき初めて、少し短めの板や、違うタイプのボードが候補に上がってきます。
最初の1本は、“自分ひとりで選ばなくていい”
サーフボード選びって、ネットで調べれば調べるほど沼にハマります。
- 浮力は◯リッターがいい
- 長さは身長プラス◯cmがいい
- ロッカーがどう、アウトラインがどう…
もちろん全部大事なんですが、サーフィンを始めたばかりの社会人にとって、もっとも大事なのは、
「そのボードでちゃんとテイクオフできて、サーフィンが楽しいと思えるかどうか」
ここだけです。
そのためなら、
- 中古ボードでいいし
- 見た目が少し地味でもいいし
- 条件に合う1本を、店員さんと一緒に探せばいい
と本気で思っています。
もし今、「自分の板がほしいな」と思い始めているなら、まずはレンタルで何度か海に通ってみて、その足で近くのショップに寄って、今日のこの記事の内容をそのまま話してみてください。
「湘南で週末メインでサーフィンしたい初心者なんですけど、最初の1本を中古で探したくて…」
それだけで、あなたのサーフィン人生を支えてくれる「最初の相棒」に、だいぶ近づけるはずです。
そのほうが、きっと長くサーフィンを楽しめます。
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最後に
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