
サーフィンを始めた頃、海から上がるたびに「なんでこんなに疲れてるんだ…?」と本気で思っていました。
波にたくさん乗れた日でも、ほとんど乗れなかった日でも、背中や肩、太ももまでじんわり重くて、家に帰るとソファに沈み込むあの感じ。
それなのに、不思議とイヤな疲れじゃない。体の芯だけがポカポカして、デスクワークでたまっただるさとはまったく違う“いい疲れ”だけが残るんですよね。
運動らしいことはほとんどしていなかった時期でも、週1くらいで湘南に通って朝だけ90分海に入る生活を続けていたら、体重が少し落ちて、朝の目覚めまで変わってきました。
その頃からずっと気になっていたのが、
「サーフィンって、実際どれくらいカロリーを使ってるんだろう?」
「本当に“痩せる運動”と言っていいのか?」
というところでした。
自分が実際に続けてみて感じたことも交えながら、サーフィンの消費カロリーと「痩せやすさ」の正体をご紹介します!
目次
🏃サーフィン1回(90分)でどれくらいカロリーを使う?
同じサーフィンでも、
- 波が小さくてのんびりしている日
- パドルばかりでヘトヘトになる日
- 何本も乗れてテンション爆上がりの日
で消費カロリーがかなり変わります。
目安としては、だいたいこんなイメージです。
体重60kgくらいの人
- のんびり波待ちが多い日:だいたい 250〜350kcal
- パドルをよく頑張った日:だいたい 400〜550kcal
- たくさん波に乗れた日:だいたい 600〜700kcal 前後
体重70kgくらいの人
- のんびりしていた日:だいたい 300〜420kcal
- パドル多めの日:だいたい 450〜630kcal
- 乗れまくった日:だいたい 700〜900kcal
ざっくり言うと、「軽め〜普通のランニングで 5〜8km 走ったくらい」のイメージに近いです。
外から見ていると「海で遊んでるだけ」に見えるかもしれませんが、数字だけ見てもそれなりにしっかり動いていることが分かります。
僕も、正直こんなに使っているとは思っていませんでした。「今日は全然乗れなかったのに、なんでこんなに腹減ってるんだ…?」と何度もなりましたが、カロリーの目安を知って、ようやく納得がいきました。
🔎サーフィンが“痩せやすい”スポーツだと感じる理由
ただ、サーフィンの面白いところは、数字としてのカロリー以上に「体の使い方」がすごく効率的なところにあります。
続けているうちに、
「あれ、なんか背中が起きてきたな」
「前よりお腹周りがすっきりしたかも」
と感じる人が多いのには、ちゃんと理由がある気がします。
パドリングで背中と肩がひたすら動き続ける
海に出ている時間のほとんどは、実は「パドル」です。
ボードに腹ばいになって、腕を前から後ろにかき続けるあの動き。
これは背中の大きな筋肉(広背筋まわり)や、肩・腕をずっと使い続ける動きで、終わったあとに感じる“背中のだるさ”はだいたいここから来ています。
デスクワークで丸くなった背中が、サーフィンを続けているうちに少しずつ起き上がってくる感覚があって、「姿勢が変わってきた」と感じる人も多いです。
テイクオフで体幹と下半身にガツンとくる
波に乗る瞬間の「サッと立つ」動きも、かなりの負荷があります。
- 腹筋
- 太もも
- お尻まわり
- 体幹全体
が一気に総動員されるので、短い動きなのに、何本もテイクオフしていると翌日しっかり筋肉痛が来ます。
いわゆる“体幹トレーニング+下半身トレーニング”を、遊びながらセットでやっているようなイメージです。
波待ち中も、ずっとバランスを取り続けている
ボードの上に座ってぼーっとしている時間も、地味に効いています。
波に揺られながら落ちないように座るだけで、お腹や腰のあたりに、ずっとほんのり力が入っている状態が続きます。
「じっとしてるように見えて、実はずっと体幹トレーニングしていた」みたいな時間が長いので、気づいたらお腹まわりが少し締まっていたりします。
有酸素×無酸素の“いいとこどり”になっている
サーフィンの動きをざっくり分けると、
- ゆったりパドル → 息が上がりにくい有酸素運動
- 立つ瞬間(テイクオフ) → 短い時間の全力=無酸素運動
という組み合わせになっています。
この2つが自然とくり返されるので、「脂肪を燃やす運動」と「筋肉に刺激を入れる運動」を一気にやっているような形になります。
激しい筋トレをしているわけではないのに、続けているうちに体が締まってくるのは、このあたりが大きいのかなという感覚があります。
👀社会人がサーフィンで体を変えやすい理由
社会人って、一日の大半をイスの上で過ごしますよね。僕も普通に会社員なので、放っておくと肩と首と腰ばかり疲れていきます。
そこにサーフィンが入ると、体のバランスだけじゃなく、生活の流れもかなり変わりました。
朝の90分で、全身をまとめてリセットできる
ジムに行くと、
「今日は何を何回やろうかな」
「どのマシンを使おうかな」
と考えるところからスタートですが、海はとりあえず入ってしまえば勝手に全身が動きます。
朝の湘南で90分。それだけでその日は「もう十分動いたな」と思えるくらいの運動量になります。
忙しい社会人ほど、この“短時間で全身を使える感じ”はかなりありがたいです。
生活リズムが勝手に整ってくる
サーフィンに行く日は、前日の夜から行動が変わります。
- 「明日早いから、今日はこのへんで寝とこうかな」
- 「飲みすぎると明日きついから、控えめにしておこう」
海に入った日は、朝から太陽を浴びるので一日じゅう頭がシャキッとしていて、夜も自然と眠くなります。
ダイエットって結局、運動だけじゃなくて「睡眠」と「生活リズム」がかなり大事なんだなと感じますが、サーフィンはそこを無理なく整えてくれる存在でした。
ストレスが抜けると、“なんとなく食べ”が減る
海から上がったあとの、あの頭がスーッと静かになる感じ。雑音みたいにまとわりついていた細かいイライラが、波と一緒に流れていくような感覚があります。
ストレスが少し減るだけで、
- なんとなくお菓子をつまむ
- イライラしてコンビニで買いすぎる
といった“余計なカロリー”が落ちていきます。
サーフィンで痩せやすくなるのは、運動のカロリーだけじゃなくて、こういう「余計に食べないで済む仕組み」が自然にできるから、というのも大きそうです。
💪サーフィンで痩せたい人向けの“ゆるい続け方”
ガチのトレーニングとしてサーフィンをやる必要は全然なくて、むしろ「がんばりすぎない続け方」の方が長く続きます。
そのうえで、ちょっと意識しておくと良かったなと思うコツを挙げておきます。
パドルの時間をほんの少しだけ増やす
波が少ない日や、乗れる本数が少ない日でも、パドルだけは自分でコントロールできます。
- いつもより少し沖まで出てみる
- セットの合間に、軽く移動してみる
これだけでも運動量はけっこう変わります。
「せっかく来たから、ちょっとだけ多めに漕いでみるか」くらいの感覚で十分です。
月1より“月4回(週1)”の方が変化が出やすい
たまのイベント的に月1回行くより、軽い気持ちで「週1ペース」で行ったほうが、体の変化は早いです。
- 毎週じゃなくても、月4回を目安にできたら理想
- 無理なときは「月2〜3回でもOK」と割り切る
くらいのゆるさで、続けてみると気がラクになります。
海上がりに5分だけストレッチする
サーフィンのあとは、そのまま車に乗って帰りたくなりますが、駐車場や風呂上がりに、5分だけ首・肩・腰・太ももを伸ばしておくだけで、次の日の体の軽さが全然違います。
「翌日がラク」だと、「また行こう」と思えるので、結果的に継続しやすくなります。
🌊サーフィンで体が変わりやすい人・変わりにくい人
実際にサーフィンをしている人を見ていて、体が変わりやすい人と、そうでもない人には、ちょっとした違いがある気がします。
体が変わりやすい人のパターン
- パドルをちゃんと頑張るタイプ
- 月2〜4回くらいコンスタントに海へ行く
- 朝サーフィンで生活リズムが整っている
- 海上がりのご飯は「おいしく食べるけど、暴食まではいかない」
このあたりが揃ってくると、気づいたころには体型が少しずつ変わってきます。
体が変わりにくい人のパターン
- 波が怖くて、ほとんど動けないまま終わる日が多い
- 行く頻度が月1以下で、たまのイベント状態
- 帰りにお腹いっぱい+お菓子+甘い飲み物、が習慣になっている
逆に言えば、ここから少しずつ外れていくだけで、誰でも少しずつ「効いてくる」スポーツだと思います。
🏄️最初の一回を、ちょっと軽い気持ちで
サーフィンって、“死ぬほど追い込むトレーニング” とはちょっと違います。
息が上がる瞬間もあるけれど、それ以上に、波待ちしている時間や、海に浮かんで空を見ている時間が、ものすごく贅沢だったりします。
激しく追い込むわけじゃないのに、海から上がると体がポカポカして、その日の気分もやわらかくなる。
朝の湘南で90分。それだけで、休日の使い方がちょっと変わって、生活全体のリズムもゆっくり整っていきます。
もし今、
「そろそろ運動したいけど、ジムに通うほどストイックにはなれない」
「せっかくなら、ちょっと楽しい運動がいい」
そんなふうに感じているなら、サーフィンはかなり相性がいいと思います。
ボードもウェットスーツも、最初から揃える必要はありません。レンタルだけで、今日からでも始められます。
次の休みに、海を眺めに行くついでに、サーフィンスクールをひとつ予約してみる。
そのくらいの軽さで踏み出した一歩が、気づいたら「体も気分も軽い自分」を連れてきてくれるかもしれません。
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最後に
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